こんにちは、みみです。
人生やめようと思った話。です。
できる限り伏せ字をするなどして直接的に表現をするのはやめています。
自ら命を絶とうとした経験がある私の当時の気持ちを中心に書いています。
どうぞ。
記事に書いてある「2,3年前」は高校2,3年の頃です。
自殺について言葉にして誰かに伝えるのは、とても難しいことだと思います。
特に自殺を考えている人には、とても難しい。
大前提として、私は自殺をあまりいいものとして思っていません。
身近に自死を選んだ人がいたからです。
その時は、本当に悲しかったし、何年も経つ今でもふと思い出すとどうしようもない気持ちになります。
遺される人の気持ちを痛いほどわかりました。
ただ、漫画に描いた通り私はなんども自殺しようと思ったこともあるし、そういった行為も試みたことがあります。
今でもどうしても辛い時は、死にたいとまでは思わなくても「いなくなりたい」とは思います。
でも、今の私にはとても大事な人がいっぱいいいるし、私がいなくなったら相当悲しむ人や一生苦しみ続けるであろう人がいっぱいいることをちゃんと頭でわかっています。
だから泣きながら、「生きるのはしんどいけど、死にたくない」と、どうしようもない苦しみを味わうこともあります。
なので、自殺を止めたい人と自殺をしたい人双方の気持ちが少しずつですがわかります。
だから余計難しく感じます。
私は高校の頃に死を選ばなかった(というか、勇気が出きらなかった)おかげで、高校を出た後の環境の変化でたくさんの人に出会い、大事な人にもたくさん出会ったので、あの時死ななくてよかった。と心から思います。
私は、
・「進学高校」という合わない人がいっぱいいる狭い空間にいた。
・高校のうちは「高校は卒業しなければならない(ちゃんと行かなければならない)、自由が少ない身分」であったこと。
のなかであまりにもいろいろなことが起こりすぎていたので、苦しかったんです。
だから高校を出て、自由になった。それと同じタイミングで素敵な人たちに出会えた。
だから結果、「生きててよかった」と思った。
ですが、人によって何が苦しみなのかは違う。
環境を変えれば解決できるものの人もいれば、
環境は関係なく苦しんでる人もいる。
時間が経てば解決する人もいれば
時間など関係なく一生苦しみ続けるようなことに苦しんでいる人もいる。
なので、一概に「時間が解決してくれる」とか、「環境を変えれば解決する」とか、自分だけの経験に則って適当なことは言えないんです。
何かアドバイス的なことを言っても、悪気なく全く耳に入らない人も多いです。
私がそうでした。
苦しくて、苦しくて、今にでも消えてしまいたくて。
そんな時の、「時間が解決してくれる」「遺された人の気持ちを考えなよ」という類の言葉は、頭に入ってきませんでした。
『私の気持ちなんかわからないくせに。』
『周りなんて考えてる余裕ない。私は苦しい。早く楽になりたい。』
『私は今が一番苦しいんだ。いつよくなるかわからないのに待てないよ。』
そんな気持ちでいっぱいでした。
私は特に、精神的に病んでいた(精神科に通っていた)ので、余計そうだったかもしれませんが、同じような人は多いように思います。
早く消えてしまいたい、死にたいと思っている人は目の前が全部地獄です。
人によってどんな地獄なのかは違いますが、本当に地獄です。
だから・・・。
これは、周りに元気がなさそうな人がいるなぁ、心配だなぁって人に言いたいんですけど
何も言わず、そっと近くにいていてほしい。
何か話をしてくれそうなら、そっと話を聞いてあげてほしい。
余裕がありそうなら、楽しい時間を作ってあげてほしい。
「私はあなたを大切な人だと思っているよ」と伝えてほしい。
結果どうなるかはその人次第ですが、その人にとっての光になるかもしれません。
その光って結構大事で、それが本人にとっていいきっかけになることが十分あります。
でも曇りの日に太陽が見づらいのと同じように、地獄にいると光ってとても見えづらいし掴みにくいんです。
私は本当にいろいろな人に光という名の助けというか「生きる理由」をもらいながらなんとか生きています。
人の力って本当にすごいと思います。
一人でも多くの人がちょっとでも幸せを感じながら生きられますように。
少しでも多くの悲しみが、世界からなくなりますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。